「少年の日の思い出」構成表(参考資料)

結 一五六ページ一行目~一五八ページ十一行目まで

     物語の終わり

   事件があってから、二〇年近くたったある日の夕暮れ

    客=友人=彼

    語り手=私

 

起 一五八ページ十二行目~百六十一ページ十三行目

   「客」が語り手になる。「客」の思い出話である。

よって「僕」は「客」のことである。

十歳の時、、チョウの収集のとりこになる。

 夢中になっている様子が描かれる。

 「隣の子」が登場する。

 

承 百六十一ページ十四行目~百六十六ページ三行目

   事件が起こる

   ある日、エーミール(「起」に出てくる「隣の子」)の家に忍び込み、

クジャクヤママユを盗み出そうとして、つぶしてしまう。

 

転 一六六ページ四行目~一六八ページ十四行目

   「承」の日の夕方~夜

   母に諭されて、エーミールに謝りに行くが、冷たくはねつけられる。

   贖罪(しょくざい  罪の償いのこと)に失敗する。

 

  クライマックス

 

  一つ一つ取り出し、指で粉々につぶしてしまった。

 

 

 

主題 罪の償いへの躓き(つまづき)

    ~罪の償いに失敗し、暗い思いを背負ったまま大人になっていった「彼」